[×] 閉じる
江口隆哉賞〈現代舞踊協会選定)
芸術選奨文部科学大臣新人賞(文化庁)
平成20年度芸術選奨贈呈式
受賞のコメント
  「 春の祭典 」 は、2005年ニジンスキー振付初演版の生贄の乙女を演じる機会を得て以来、いつか私の解釈を反映させた舞踊作品として蘇らせてみたいと思っていました。今回、新国立劇場制作で実現し、根源的かつ最小単位のデュオで挑戦。身体の偶発的接触が音の洪水と交錯し誕生する生命美 ( セクシュアル・ファンタジー ) を描き出すことを意図して創作しました。ギリギリまで悩み続けたこの作品が多くの観客に受け入れられ、芸術選奨文部科学大臣新人賞、そして江口隆哉賞の受賞の連絡。大変光栄で幸せに感じています。私にとって 「 舞台 」 は身体を研ぎ澄ます特別な磁場です。ここで生きぬく機会をいただき、力を貸してくださった全ての方々に深く感謝するとともに、これからも新たな輝きを放つ 「 身体 」 を探る旅を続けていく覚悟です。
平山素子
春の祭典(2008)
 春の祭典 (2008)
新国立劇場公演「古楽とストラヴィンスキー」より
 
 
motokohirayama.com 平山素子オフィシャルウェブサイト © Office Hirayama.All Rights Reserved.